新入社員、Japan IT Weekに出る
- 2016.05.17
- 新入社員研修
お久しぶりです。新入社員の田中です。弊社シンメトリックは、5月11日からの東京ビッグサイトにて開催された、Japan IT Weekの「Web&デジタルマーケティングEXPO 春」に出展しました。そのため、今回はオセロのことではなく、その展示会の時のことを書かせていただきます。
新入社員、準備する
Japan IT Weekとは日本最大のIT展で、毎年多くの企業の方が来場する展示会です。この展示会では弊社の製品を多くの方に知ってもらう数少ない機会。そのために、私たちも気合を入れて製品を紹介しなければなりませんでした。
まず我々新入社員がしたことは、展示会で使う機器の確認作業です。倉庫に眠っていたPCやモニターを引っ張り出し、動くかどうかの確認作業から、アップデート作業、接続機器の在庫確認など様々なことを行いました。特にPCのアップデートは長いこと行われていなかったこともあり、2、3日以上かかることもありました。
新入社員、練習する
今回の展示会では弊社の製品を、売るというより、多くの方に知ってもらうことを目的としています。そのため、ただ商品の説明を行うのではなく、技術体験ブースを用意して、実際に製品を触って頂くことにより製品について知ってもらおうというコンセプトで行いました。
ブースでは、弊社の稼ぎ頭である「変換技術」と、今年から売り出していく予定の「クローン技術」、を使った製品を体験できるデモが用意されました。私はそのうち、「クローン技術」の紹介をするチームになりました。こちらは今年の夏リリース予定の新製品となっているため、新入社員の私にとっては、よく分からない製品でした。
そのため、まずは製品を知ることから始まりました。その製品にどのような機能があって、何が出来るのかを学びました。展示会でのデモ用のページを見ながら、来場者にいかに分かりやすく伝えるかを考え、伝える内容や、順番などをチームで共有しあいました。次に実際の接客を想定して、どのように説明するのかを練習しました。私は割と接客が得意な方ではないので、初めはうまく説明することが出来ませんでした。そこで私は実際に話す内容を決め、カンペとして作りました。そうすると話す内容が決まるのできちんと説明できるようになりました。
新入社員、おろおろする
いよいよ展示会の1日目が始まりました。弊社は始業時間が9時30分ということもあって、朝は比較的ゆっくりできます。しかし、展示会では東京ビックサイトまで遠い分いつもより朝が早く、また通勤のピークの電車に乗るため会場に着くまでにへろへろの状態に。
会場に着き、デモの準備を行い、来場者が続々とやってきました。こちらのブースでは初めはあまり人がいなかったものの、ぽつぽつと人がやって来るようになりました。しかし、どのように対応してよいか分からず、私はおろおろするばかり。やっと説明する機会が来たものの、緊張しすぎて、こちらが一方的に話すという状態でした。
新入社員、慣れる
この展示会に来て最初に驚いたのが、私たちの近くのブースで出展していた方々でした。おそらく全員営業の方々だと思われるのですが、がつがつと来場者にアタックしており、圧倒されるばかりでした。特に最初は、少し引いた目で「やりすぎちゃうか。」と思っていました。
しかし、割と多くの方が足を止め、話を聞いているのを見て、ただ、ブースの前に立っているよりも、歩いている人に話しかけに行った方が、体験ブースの方に来てくれるのではないかと考えました。もちろん彼らのようにがつがつとは、出来ませんでしたが、ただ来場者を待っているよりは多くの人を体験ブースに誘導することが出来ました。
また製品の紹介でも、一方的に説明するのではなく対話を意識して行いました。これをすることにより、肩の力が抜けて、余裕をもって説明することが出来ました。また、製品に対する来場者の反応も知ることが出来ました。私は主に「クローン技術」を使った製品の中でもSITECLONE ANATOMYという製品を説明しましたが、多くの方に「これは面白い」と言ってもらえたのが、嬉しかったです。
新入社員、やりきる
3日間この展示会に参加しましたが、非常に良い経験になったと思います。製品に対する知識も深まりましたし、普段聞くことが出来ないようなお客さんの反応を直に聞くことが出来たのはいい刺激になったと思います。
紹介した製品は、新入社員の私でも「すごい」と思えるよう製品でしたが、それがうまく説明出来ずに、伝わらなかったケースもあったのが今回の反省点です。また、技術的な話になると先輩方に助けを求める場面が多かったので、秋の展示会ではそのような質問にも答えられるように鍛えていこうと思います。
また、今回の展示会で紹介した、「クローン技術」を使ったSITECLONE ANATOMYという製品は今年の夏にリリース予定なのでどれくらいの方が使ってくださるか非常に楽しみです。
大変でしたが多くのことを学び、楽しい3日間でした。