成長実感EXPO記録

株式会社シンメトリック新入社員の青木です。

前回の記事におきましては再来週更新としましたが、そこからさらに一週遅れての更新になります。というのも弊社は5月11~13日に開催のWeb&デジタルマーケティングEXPO 春に出展していまして、そのための準備及び接客が最優先であるとの御達しがあったからです。また、今回の執筆内容についても改めまして、そのWeb&デジタルマーケティングEXPO 春での出展について述べていきます。

展示会情報

こちらのページが今回の出展内容になります。こちらに書いてある通り、弊社の製品で使われている技術を分かりやすく説明するために面白いデモンストレーションを行い、その体験をもってして実感していただくためのブースになっていました。製品自体について前面に推していくわけではなく、「変換」「クローン」という技術についての周知することによってそれができる製品の価値を認識してもらう狙いがあります。この展示会でより多くの新たな契約を生むために準備からして頑張りました。

準備

やはり準備に手間をかけたので準備からして書いていきます。何をしたかというと、主に展示会にて使用するPCの動作確認、及び展示会前日の設営手伝いです。

体験していただくということでPCを多数用意してそこに体験用コンテンツを導入するのですが、まあコンテンツ自体は先輩方がそれぞれ準備されるとして、それをのせるためのPCは我々新入社員の仕事です。もともと社内にあるPC複数台が起動するかどうかから始まり、それにWindows7を新規に導入し、ネットワーク設定やWindowsUpdateなどを行いました。

このように文字として起こしていると内容が薄いのですが、実際にはかなりの時間を要した上に苦戦もしました。片手間に整備していたとはいえ、ここを完了するのに1週間以上かかりました。特にWindowsUpdateが厄介で、当然のようにアップデートに失敗するわりにその一回の試行にやたらと時間がかかるという遅延行為を平気で実行してきます。これを全てのPCが起こすとなると、順番にアップデートを行っていても最終的に完了される順番が乱れるので混乱してしまうなどの要因もありスマートにできませんでした。さらに、今年4月のWindowsUpdateを行う際に、新規にWindows7をインストールした場合でも一定の確率で更新プログラムのダウンロードが0%から一向に進まないマシンが生まれる不具合があるらしく、不幸にも今回1台生まれてしまったので、その原因調査などにも時間がとられました。

こうしてPCのセットアップを終え、先輩方によるコンテンツの動作確認までもが終わり、展示会前日の設営になります。

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展示会会場は東京ビッグサイトです。就活していたときに来たことがありその時から思っているのですが、東京なのにここだけ縮尺がおかしいですよね。そのぐらい広いのですが、その縮尺がおかしい会場内が企業のブースで詰まっており、このイベントの規模感が表れていると感じました。確かに就活の時にも同様にブースが詰まってはいたのですが、各ブースの装飾の豪華さが段違いですのでそこにも圧倒されました。まあ取引に直結するので当然ですね。ところで上の写真は弊社ブースの設営段階の写真です。やはりデザインに凝っているらしく、体験していただける人が多くなるようにと多方面から入りやすい構造になっています。我々が前日に到着した際にはこの構造部分がだいたい出来上がっていました。

ですので我々の仕事としては、用意したPCを配置予定の位置のとおりにセットし、この会場内で本当に予定通りに動くのかを確認することになります。ただ、構造ができていたとはいえ、配置を確認したうえでその通りに配線できるように穴をあける等の業者の方にやっていただく部分もあったので、その分PCの動作確認に至るまでに時間がかかりました。この間ずっと立っていたので、展示会前日にして既に足に乳酸がたまってしまったのがつらいところです。

開催

このような形で疲労を抱えたまま展示会が始まりました。先輩方から、、散々展示会3日間の会場中は長時間立ちっぱなしで接客に尽くすことになると脅されていたので、始まった時点から憂鬱を隠せなかったのですが、いざやってみて思うのは肉体の疲労はたいして大きい要素じゃないということです。というのも、自分がする説明によって来ていただいた方に納得していただけるかどうかによってそれが取引につながるかもしれないというところを意識すると必死になってしまい、それでいろいろなエネルギーを費やすことのほうが大きい要素であったというのがあります。

私は主に変換の技術について説明するチームであったので、そのための説明練習を事前にしてはいたのですが、来ていただいた方々は事前の練習どおりの話を進め方に付き合っていただけるわけでもないので臨機応変に立ち回ることが求められます。むしろ、【変換】というワードより【クローン】というワードのほうが目につくようで、開口一番にクローンって何?というご質問をいただくパターンも多くありました。

これらに対応するためには事前に得た知識だけでは不十分でしたので、失敗し次第その場で先輩方から回答を得て、次のための説明文句を練るということを常にやる必要がありました。そのどうにか練ってみたものを次の来ていただいた方に玉砕覚悟でぶつけてみるを繰り返していました。

このように常々練り続けていったつもりなのですが、それが成果に結びついたかというと別問題ではあります。成果を名刺の枚数で規定してしまうと1日目が山で右肩下がりになった現実があります。これは対応した方の職種による効果が多くを占めていたのかなと感じます。

webサイトのマルチデバイス対応に関しての知識があるエンジニアの方々などは基本的にレスポンシブに関しての知識はあり、変換に関しては詳しくないというパターンが非常に多かったので、レスポンシブと変換の比較のデモンストレーションによって納得を得ていただくことが簡単でした。しかしやはりマルチデバイス対応に関してそもそもあまり興味がない方々であると打っても響かない反応が大体でした。体感、一日目には前者の方々が来ていただけることが多かったので、お互いにわかりよいお話ができていたことも多いのですが、後半になると割合が逆になり、自身の成長のわりに成果が出ないということが少しショックだった一面がありました。

このように展示会においての説明というのは楽しみもつらみもあるので、それはそれでその起伏に疲れたというのはあるのですが、その説明するということを通じて自らの製品知識がこれまで以上についてきた感覚があります。何かを理解するためにはそれを説明してみることが近道になるという説がやはりあるので、弊社の技術及び製品の説明をするというのは会社に属するうえで力になると思います。その分も含めて今回展示会に参加して接客に尽くしたというのはよい経験でした。

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