携帯画像変換・ラウンドアバウトの実力:価格の比較
機能が横並びで差別化しにくい商品であるほど、価格(安い)が売り文句になってしまいますが、携帯画像変換もその様相を呈してきています。価格は、機能・価格構成・隠れコストなどの違いがあり、単純比較は危険ではあるけれども、あえて2つの指標で比べて見ます。
なお、R.A.は、ラウンドアバウト従量版ライセンスを示しています。
このデータは最新のものを確認したわけでもありませんし、全てのプランでの最適化も図っていません。また、比較の為に単位を合わせたりもしています。ということで、あくまでレンジの目安程度の扱いです。月間100万AC(アクセス)という指標も不利・有利になるので、くどいようですが参考です。
■ラウンドアバウトの300万アクセスの本当の数字
比較させてもらった他社サービス・製品については、解説する立場にはありませんが、ラウンドアバウトの300万アクセスについて解説します。
ラウンドアバウトの従量版の最低PV数はHTML換算で30万です。HTML換算と言うのは、画像の場合、10画像=1HTMLと数えるためです。このカウント方法を取ると、全て画像の場合には300万アクセスとなります。このため表の300万はここからきています。
しかし、ラウンドアバウトはHTMLの変換を行う過程で画像変換の処理を一部行うので、基本的にはHTMLが無ければ変換をしません。そのため、実際に300万画像を変換することはなく、サイトによって許容される変換数が違います。例を挙げると、
①1ページに平均10画像のサイトの場合、HTML15万アクセス+画像150万アクセス
②1ページに平均5画像のサイトの場合、HTML20万アクセス+画像100万アクセス
のように相対的に変化します。ですから、単純に他のサービス・製品の●●倍というのは違います。この点、誤解のないように付け加えておきます。
■ラウンドアバウトのアドバンテージ
ラウンドアバウトは本来コンテンツ変換エンジンであり、もし変換が不要であっても絵文字や機種ごとの出し分けを不要と考える開発者は少ないでしょう。またラウンドアバウトは非常に高速で動作するのでオーバヘッドを心配する人にも安心して利用できます。画像変換を探している人にとってもラウンドアバウトには次のようなメリットがあります。
- XHTML変換・CSS対応・絵文字変換・機種出し分けなど、最高レベルのHTML変換が利用できる
- 画像の置き場所を移動したり、開発・本番で画像のURLを変えたりする必要が無い
- オートレイアウトによるデザイン保持と自動容量調整によるキャッシュオーバーの完全回避が出来る
画像変換ソリューションでは全く不可能なことが出来るのが、携帯画像変換としてのラウンドアバウトのアドバンテージです。
■どうせなら、コンテンツ変換を選んでしまおう!
ケースによりますが、ラウンドアバウトは画像変換ソリューションと比較して決して高くはなく、そして極端に安いこともないでしょう。ラウンドアバウト従量版のメッセージは、
ということです。画像変換ソリューションを探していても、ラウンドアバウトが最良の選択であるケースもあります。是非、検討に加えてみてください。