携帯サイト制作のヒント:クローラーをキャッチしSEO対策をしやすくする

カスタマイズ可能な端末グループの1つ、「クローラーグループ」は、携帯サイトのクローラー対策に役立つ端末グループです。

クローラーのUser-Agentを設定ファイルに書いておくと、クローラーからのアクセスが判別でき、PIやアプリケーションでクローラー向けの処理を書くことができます。

●クローラーグループの設定

クローラーグループを設定するファイルはCSV形式のテキストファイルです。

クローラーグループ名,ユーザーエージェントパターン


ユーザーエージェントパターンの比較方法に関する詳しい解説については「開発リファレンス」を参照してください(デベロッパーコネクションにて公開中)。

ラウンドアバウトには以下のクローラーグループが予め設定されています。サイト開発者で追加・変更も可能です。CSV形式なのでExcelなどを利用して簡単に編集できます。

crawlerFroute,*symphonybot1.froute.jp
crawlerGoo,*ichiro/mobile goo
crawlerGoogle,*Googlebot-Mobile
crawlerLivedoor,*LD_mobile_bot
crawlerMbga,*moba-crawler
crawlerMsn,*MSNBOT-MOBILE
crawlerRakuten,*RFCrawler-Mobile
crawlerYahoo,*Y!J-MBS
crawlerYahoo,*Y!J-SRD

●クローラーグループ名の利用

クローラーグループ名をユーザー端末グループの設定ファイル内で使うこともできます。

(クローラーグループをまとめて一つにグルーピングする)

crawler {

}

(トラッキングパラメータやセッションIDなどが重複コンテンツのURLを正規化する)

このようにHTML上のPIにユーザー端末グループを使っておけば、将来クローラーの種類が増えたりUser-Agentが変わっても、各HTMLのPIに修正を加えることなく、クローラーグループ設定とユーザー端末グループの設定の変更だけで対応することができます。

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