携帯サイト制作のヒント:クローラーをキャッチしSEO対策をしやすくする
- 2009.10.20
- ラウンドアバウト
- 製品コンセプト, ClusterSEO
カスタマイズ可能な端末グループの1つ、「クローラーグループ」は、携帯サイトのクローラー対策に役立つ端末グループです。
クローラーのUser-Agentを設定ファイルに書いておくと、クローラーからのアクセスが判別でき、PIやアプリケーションでクローラー向けの処理を書くことができます。
●クローラーグループの設定
クローラーグループを設定するファイルはCSV形式のテキストファイルです。
クローラーグループ名,ユーザーエージェントパターン
ユーザーエージェントパターンの比較方法に関する詳しい解説については「開発リファレンス」を参照してください(デベロッパーコネクションにて公開中)。
ラウンドアバウトには以下のクローラーグループが予め設定されています。サイト開発者で追加・変更も可能です。CSV形式なのでExcelなどを利用して簡単に編集できます。
crawlerFroute,*symphonybot1.froute.jp crawlerGoo,*ichiro/mobile goo crawlerGoogle,*Googlebot-Mobile crawlerLivedoor,*LD_mobile_bot crawlerMbga,*moba-crawler crawlerMsn,*MSNBOT-MOBILE crawlerRakuten,*RFCrawler-Mobile crawlerYahoo,*Y!J-MBS crawlerYahoo,*Y!J-SRD
●クローラーグループ名の利用
クローラーグループ名をユーザー端末グループの設定ファイル内で使うこともできます。
(クローラーグループをまとめて一つにグルーピングする)
crawler { }
(トラッキングパラメータやセッションIDなどが重複コンテンツのURLを正規化する)
このようにHTML上のPIにユーザー端末グループを使っておけば、将来クローラーの種類が増えたりUser-Agentが変わっても、各HTMLのPIに修正を加えることなく、クローラーグループ設定とユーザー端末グループの設定の変更だけで対応することができます。