携帯サイト開発の高コスト構造
携帯コンテンツ変換ソリューションの導入の大きな目的はコスト削減です。どのコストがどの位削減されるかは、前提システムやコンテンツによって大きな差がでますが、開発・運用全体のコスト構造を考える必要があります。一般に開発費以上に保守費が大きな問題とされます。ラウンドアバウトのコスト削減に対するアプローチ、それは…
- 開発・保守を誰でも可能とし、専門知識を不要にすることで、人件費を抑える
ことです。手法は異なりますが、CMSにも通じる考え方です。コスト要因の最大の問題は人件費であり、人件費は専門性が必要とされるほど高くなります。自社や既存の取引先に開発や保守を頼めれば、コスト構造を大幅に改善することが可能になります。
携帯サイトは一般にトラブルが多く、アプリケーションの保守にも細心の注意が必要です。このため、専門家や経験豊かな会社に頼むことが多く、逆に専門でない会社は消極的な姿勢に成りがちでした。このことが携帯サイト構築が高コストである原因です。しかし、ラウンドアバウトはそのような状況をガラッと変えてしまいます。
「誰でも」が可能となる理由は、
- PC用を含むどんなHTML言語でもOK。混ぜてもOK。CSSもOK
- エラーレスで動作する
- 480ピクセル幅ピッタリに作ればよく、機種パターンを考慮する必要がない
- 高品質な画像を使うことが前提で、バイト数など気にしなくてよい
- 最新機種の最高品質で作るために、最新機種だけのテストで済む
- 管理ツールなどもモバイル特有の事情を考慮する必要がない
- サーバ構成がシンプルでURLが変換されることが無い
- 製品知識さえも不要
といったことが挙げられます。もちろん、ラウンドアバウトは、1ソース1画像ソリューションであり、新機種端末情報も自動更新されます。しかし、ソースが3→1になっただけでは根本的なコスト削減にはなりません。誰がそのサイトを開発・保守できるのか?この「誰」こそがコスト削減の鍵となります。